どの年代

安納芋は登録商品種の貴重な芋

食欲の秋になると、いろんな食物が栽培されて食卓がとても華やかになります。
おいしいものが多く、つい食べすぎてしまうという人もいるのではないでしょうか。

そんなおいしい味覚の一つに、サツマイモがあります。
サツマイモは秋になると、スーパーなどでも多くの商品が並びます。
保育園や幼稚園などでも、子供たちが畑で収穫して、焼き芋会などが開催されています。

そしてサツマイモというと、トラックで移動販売されている石焼き芋を良く見かけます。
「石焼き芋」の呼び声が聞こえると、今年ももう寒い時期がやってきたと実感します。

そんなお芋の中で、最近注目を浴びているのが安納芋です。

安納芋は、多くの人が認識している芋とは全く異なります。
普通のお芋は、ほくほくと食べてちょっとパサつきを感じる人が多いです。
しかし、この安納芋は、しっとりと滑らかな食感になっています。
そして糖度がとても高いお芋なので、何も加工しなくても十分スイーツとして食べることができます。

そんな安納芋は、どこで作られているのでしょうか。
お芋の栽培はとても古く、1698年から行われています。
琉球王国から、種子島の島主が芋をいただいたことがきっかけです。
それから何度も改良を重ねて、芋に適した畑づくりをしてきました。

そして今では、安納芋は平成10年に登録品種苗として認められています。
そのため、種子島以外では栽培できないと定められています。
これは栽培の保護を目的とされているため、違反した場合は刑事罰を受けなくてはいけません。

具体的には、決められた地域以外での栽培は禁止されています。
収穫し商品として、指定地域以外に販売するのは可能です。
それ以外は禁止となっています。

例えば、種子や穂木を他の農家に譲ってはいけません。
もちろん海外などに輸出するのも禁じられています。

このような厳しい状態で栽培が保護されている安納芋は、変わらず安定したおいしい味を保つことができています。
平成26年には、安納芋が他の地域でも栽培することが可能になるため、種子島産の安納芋を今のうちに堪能しておきましょう。

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